パソコンの買い替え

8年前に買ったデスクトップ・パソコンが毎年のようにクラッシュするので、「買い替えなくては」と思っていたが、先立つものに制限もあるので、(毎日のようにバックアップを取りながら)騙し騙し使ってきた。(パソコンに詳しい知人からは「なんで○○○○のパ…

2011年フランス旅行 10日目 

11月1日(火)いよいよ明日帰国するので、その前にマルセル・デュシャンのお墓参り。ノルマンディーの中心地ルーアンまで行く。 ホテルの中庭から明方の空を見上げる。 今回の旅ではホテルの朝食は、どこもビュッフェ形式だったが、内容は充実しており、クロ…

2011年フランス旅行 9日目

10月31日(月)部屋のバルコニーから見た地中海の夜明け(手前の岬の後方に見える陸地はイタリアだ) 1階エントランスでの朝食(昨晩ビールを飲んだのと同じ席) チェックアウトで会計してもらうと、一人130ユーロ未満で済んだので驚いた。(宿泊費に加え…

2011年フランス旅行 8日目

2011年10月30日(日)ホテルのレストランで朝食(この日から冬時間に変わったので、1時間だけ得をした気分)。 ホテル内でジョギング姿が目立つと思ったら、何とマラソン大会の開催日と重なっていたのだった。テレビ局の中継車なども来ており、大きな大会ら…

2011年フランス旅行 7日目 

10月29日(土)3泊したリヨンのホテルを後に、列車でマルセイユのサン・シャルル駅へ移動。 駅を一歩出るなり、マルセイユのシンボル「ノートルダム・ド・ラ・ガルド教会」が見える。 地下鉄で「マルセイユの共同住宅」付近へ、さらに15分ほど歩くと、よう…

2011年フランス旅行 6日目

10月28日(金)列車でフィルミニ駅へ フィルミニの街はル・コルビュジェの都市計画に沿って建設されてきたそうで、教会、陸上競技場、文化会館、プール、共同住宅などの建物も、ル・コルビュジェの基本設計によるものらしい。そうした都市計画自体を(観光も…

2011年フランス旅行 5日目

10月27日(木)ホテルの部屋からリヨン(新)市街を望む。 明方のパールデュー駅(泊まったホテルとは反対の表側)。最近ビジネスホテルがいくつも建てられているようだが、どれも満室で予約が取れなかった。(どうして泊まったホテルに空室があったのかは、…

2011年フランス旅行 4日目

2011年10月26日(水) コルマールで宿泊したホテル。 朝のコルマール駅 列車でベルフォールに移動 車窓から(朝霧と陽光が幻想的だった) ベルフォール駅 駅前でレンタカーを借りる。オフィスのおばちゃんが気のいい人だった。出してくれた車(ピカピカの新…

2011年フランス旅行 3日目

10月25日(火)早朝のパリ東駅 TGVでシュトラスブールまで行き、各駅停車に乗り換えてコルマールへ移動 アルザスの車窓から 車内の光景 この旅行のために買ったスマフォ(カーナビの代用)とデジカメの機能を車内であれこれ操作してみたのだが、これがとんだ…

2011年フランス旅行 2日目

10月24日(月) 暁のレアール駅入口 朝のサン・ラザール駅。 当初の予定ではルーアンに行くつもりだったが、切符売り場の混雑で8時20分発の急行に乗れず、次は10時20分発となるので、急遽予定を変更、各駅停車でオヴェール・シュル・オワーズに行き、ゴッホ…

2011年フランス旅行 1日目

10月23日(日)午前0時35分 羽田空港発(JAL便) 同6時20分 パリ シャルル・ドゴール空港着 REN B線でパリ市内に移動(車内から見た朝焼け。期待が膨らむ) 地下鉄レアール駅着。出口を間違え、通りを探してうろつく。途中、唯一開いていたカフェ(マック)で…

2011年フランス旅行 発端と旅程

友人の建築家に誘われ、ル・コルビュジェの代表的建築を見学してきました。 途中、私の希望でゴッホ兄弟、セザンヌ、デュシャンの墓参りなども入れ、足掛け13日にわたる巡礼の旅となりました。 (10月23日(日)午前0時過ぎに羽田発、11月3日(木)早朝7時前…

近況(その3)

ご無沙汰しております。その後病院通いを続けた結果、(医者によって見解が異なるのには閉口しましたが)何とか「半年後の再検査」で勘弁してもらえることになりました。どうもご心配をおかけしました。といっても、あいかわらず体調があまり良くなく、先週…

近況(その2)―病院通いと「かんぽの宿」

2月6日(金)最近、いくつかの病院を訪ね歩いていますが、病院によって応対が全く違うのには、驚いています。昨日訪れたところ(かなり大きな民間の総合病院)は、酷かったですね。何よりも受付の女性の感じが悪い。笑顔が無いのは、忙しいのでしょうから…

近況―Ephemerons はかなきものたち

ご無沙汰して居ります。正月以来、変な頭痛に悩まされ、病院に通っております。ようやく先週くらいから収まってきましたが、一時は痛みが激しくて、のた打ち回るような状態でした。(念のため、来月、脳の血管を詳しく調べてもらうことにしております。)こ…

年末の挨拶

12月26日(金)、午後から横田茂ギャラリーの村上友晴展を見に行く。「マリア礼拝堂」と題された展示。iconとされる油彩5点、pietaとされる鉛筆画5点と、点数は多くはないが、倉庫の一角の大きなフロア全体がまさに礼拝堂と化していた。 横田さんと村…

一人展など

12月19日(金)、一年ぶりに健康診断を受ける。心配していた血圧は何とか正常範囲に収まっていた。体重はあれほど努力したつもりなのに、ほぼ横ばい。今年から腹囲も計測された。○○センチ。メタボの基準を軽く超えている。去年は「要精密検査」となって…

僕たちの自画像

12月13日(土)、知り合いに誘われて横浜美術館の「セザンヌ主義」展を再訪。今回はそれほど混んでおらず、じっくり見ることができた。セザンヌのアトリエを改装した記念館についてのビデオも興味深く拝見した。 MM21のとんかつチェーン店で昼食にし…

素朴美の系譜

12月8日(月)、松濤美術館の「素朴美の系譜」展のオープニング・レセプションに出席。平安末〜鎌倉期の「華厳五十五所絵巻断簡」(重要文化財)、室町期の「長谷寺縁起絵巻」「かるかや」、さらに江戸時代の大津絵、白隠(右図)から仙崖に至る禅画、浦…

瀧口日和(その2)

12月7日(日)、フランス人の美術研究者F先生にお目にかかるため、午後3時に表参道に行く。声を掛けてくださった仏文学者A先生の方が先にいらっしゃっていた。「F先生、このあたりに住んでいる日本人の教え子に昼食に招待されているそうで、まもなくい…

茅場町・早稲田

12月5日(金)、天気予報によると、夕方から激しい雨になるとのことだったので、午後早めに家を出る。まず茅場町のタグチ・ファインアートに行き、韓国の若手作家キム・テクサンkim taek sang の「hue of wind(風の歌)」展を見る。この作家は2年ほど前…

石川町・神保町

12月2日(火)、午後から神奈川近代文学館(写真)に行き、戦前の雑誌などを閲覧する。時間に余裕をもって訪れたつもりだが、調べなければいけない事項が次々に出て来てしまった。閉館時間は6時半で、その30分前が複写依頼締め切り時間になっているの…

再びトリエンナーレへ

11月28日(金)、みなとみらい近くで知り合いと昼食。知り合いの友達も近くまで来ていることがわかり、急遽合流。その友達は、ご主人が職場でノイローゼに陥り、リストラされそうになっているという状況だそうだ。にもかかわらず、まるで他人事のような…

タイム・クレヴァス

11月23日(日)、竹橋の近代美術館で開催された美術評論家連盟主催のシンポジウム(パネル・ディスカッション)「批評を批評する」を聴講。パネリストは針生一郎、柄谷行人、岡崎乾二郎の3人。司会は松濤美術館の光田由里学芸員。チラシに用いられた瀧…

セザンヌ主義など

11月14日(金)、横浜美術館の「セザンヌ主義―父と呼ばれる画家への礼賛」展のオープニング・レセプションに、知り合いのMさんとともに出席。「セザンヌ主義」というタイトルは、少し踏み込みすぎだと思うが、セザンヌが多くの画家から敬愛された事情を…

茶飲み友達

11月13日(木)、午前中に外出。まず白金の畠山記念館で「数奇者 益田鈍翁 心づくしの茶人」展を見る。今年はこの大財界人(三井物産や日本経済新聞社の創立者)にして大茶人であった鈍翁の生誕160年、かつ没後70年にあたるそうで、これを記念する展覧会。 …

横浜の動物たち

11月12日(水)、午後から外出。まず横浜駅近くの百貨店内の美術館で開催されている三沢厚彦「ANIMALS '08 in YOKOHAMA」を見る。鑿彫りによる動物の木彫で、油絵具で彩色されている。白くま、犬、猫、ライオン、豹、キリン、猿、コウモリ、ウサギなどな…

上野・神保町・淡路町

11月8日(土)、昼前に出掛け、上野の東京都美術館で開催されているフェルメール展の関連シンポジウムを聴講する。出席者(パネリスト)はフェルメールが専門の学芸員一人と大学教授二人、司会(自らの発表もあった)はドイツ美術が専門の名誉教授、この合…

平塚の一日

11月3日(月)、昼前に出掛けて速水御舟展が開催されている平塚へ。ちょうど昼頃に平塚に到着したので、まずはインターネットで目星をつけていた鰻屋で腹ごしらえ。 時間つなぎと思い、ビールと肝焼きを注文する。(ビールは大嫌いな「何とかドライ」とい…

古本日和・工芸日和

10月31日(金)、夕方から神保町に出掛け、「神田古本祭り」を楽しむ。古書会館の即売会場もいつもよりはるかに人手が多い。某書店の棚で見つけた新刊雑誌には、渋谷にあった「アートスペース美蕾樹」の20年以上に及ぶ活動暦が掲載されていたので、早…