芸能

僕たちの自画像

12月13日(土)、知り合いに誘われて横浜美術館の「セザンヌ主義」展を再訪。今回はそれほど混んでおらず、じっくり見ることができた。セザンヌのアトリエを改装した記念館についてのビデオも興味深く拝見した。 MM21のとんかつチェーン店で昼食にし…

葵上

8月9日(土)。知人とよこすか芸術劇場の蝋燭能公演を観る。「船弁慶」「紅葉狩」「一角仙人」と、毎年恒例となっている。四回目の今年の番組は、源氏物語一千年にちなみ、能「葵上」、仕舞「夕顔」、同「須磨源氏」ほか。狂言にも源氏物語に関連する演目…

RiSHO returns.

6月2日(月)。元の組織の兄貴分と待ち合わせ(先日、ヴラマンク〜大田南畝〜NHKと回ったのと同じ人)、午後から渋谷区立松濤美術館の「河野通勢」展オープニング・レセプションに出席。 この展覧会、すでに平塚市美術館でも観たのだが、何度観ても河野通…

○○の秋

8月某日、横須賀の某所で能を観る。恒例の蝋燭能も今年で3回目となった。S席4000円とは、相変わらず超リーズナブルだ。今年の番組は狂言「二人袴」、蝋燭能「一角仙人」他。「一角仙人」は歌舞伎の「鳴神」の元になった曲だそうだ。蝋燭の炎が妖しい雰囲気…

寺院に響く妙音

午後から買い物に出かけた。ついでに、少し足を延ばして金沢文庫に寄り、「寺院に響く妙音」展を見る。展示品の大半は声明や雅楽の楽譜、といっても具体的な物としては一種の古文書で、漢文で書かれた経文や歌詞の脇に、博士(はかせ)という一種の図形記号…

紅葉狩

同好の士と横須賀芸術劇場の蝋燭能「紅葉狩」他を観る。観客に若い女性が多かったのは、おそらく野村萬斎が出演した狂言「鍋八撥」がお目当てだったのだろうが、「紅葉狩」が圧倒的によかった。 鹿狩りに来た平維茂が山奥で上臈と侍女に出会い、宴に誘われも…

高砂や〜〜

横須賀の私設美術館まで行き、毎年恒例の「筍を食べる会」に顔を出す。美術館の裏山に竹林があり、そこで採れる筍を、山菜などともに天ぷらにしてくれるのだ。筍ご飯も美味しい。 例年なら美術館の庭で頂くのだが、あいにくの雨だったので、美術館の建物の中…

今日思い立つ旅衣

神奈川県立金沢文庫で「頼朝・範頼・義経−武州金沢に伝わる史実と伝説−」展を観る。鎌倉時代・南北朝時代の貴重な文献の数々は興味深かったが、図像には観るべきものがあまりなく、バランスが悪い。これで「金沢文庫開館75周年記念企画展」は少しキツイ。 暑…