毎年恒例の・・・

2月20日(火)。小雨。天気予報では晴れて暖かくなるはずだったが、終日、日差しが無く寒かった。だがこれでも平年並みらしい。
今年も毎年恒例の、といっても花粉症ではなく、数字合わせの作業の季節となった。昨日からパソコンと格闘しているのだが、なかなか数字が合わない。困ったものだ。なるべく早めに切り上げて、前向きの仕事に取り掛かりたいものだ。
先週の15日(木)に、恵比寿の某所で開催された、写真関係の研究会に顔を出した。高名な写真史研究家にして某美術館の研究官でもあるKさんを中心に、写真関係で重要な企画展をいくつも開催してきた某美術館の学芸員Mさん、写真研究者、編集者、映画作家、写真家など、総勢11名が集まった。私以外はきわめて豪華な顔ぶれだ。幹事役には若き女流写真家Wさんには、別の研究会の時からお世話になっていた。今回も会発足に際して、わざわざ声を掛けてくれたのだ。感謝! 私にはもったいないような研究会だが、是非続けて出席させてもらいたいと思う。
昨日の午前中、懇意にしている某古書店主から電話があり、「市に瀧口さんの肉筆原稿が出た」という。「稲田三吉訳の『シュールレアリスム宣言』への序文と、花田清輝全集月報の、二点」とのこと。先立つものがあれば、いくらでも買いたいのだが、涙を飲んで見送るしかない。せっかく情報をもらったのに、残念だ。