電話など

12月27日(水)。昨晩の激しい雷雨も、朝方には上がり、快晴となった。気温も21度まで上がったらしい。
一昨日、コレクターの大先達Kさんから電話があり、ある古書店瀧口修造マルセル・デュシャン語録』(普及版)の献呈署名本があると教えてくれた。献呈先などはかなり魅力的だが、15万円だそうだ。この値段ではちょっと手が出ない。残念ながら見送りだ。その後、話はKさんのスペイン旅行や私の先日の旅行について、さらに、共通の知り合いである京都の某コレクター氏の最近の収穫などについてなどに移っていった。そういえば最近Kさんとも展覧会にご一緒する機会がなかったので、「来年は是非ご一緒に」と言って受話器を置いた。
昨日はある友人から喪中欠礼の挨拶状が届いた。つい一週間ほど前にご不幸があったそうだ。23日の消印だが、届くのに4日ほどかかっている。やはり年末は郵便物が多いのだろう。彼にもすでに年賀状を出してしまっていたので、慌てて電話をして予め失礼を詫びておいた。最近の展覧会などについてひとしきり話した。そういえば今年は大物の訃報がずいぶん多かったような気がする。
夕方、買い物に行くと、夕焼けが美しく、富士山のシルエットがくっきり浮かび上がっていた。MM21の灯りも、いつもよりはるかに煌いていた。スーパーでは先日クリスマスケーキを売っていた特設コーナーが、すでに門松などのお正月用品の売り場に替えられていた。それどころか、すでにおせち料理まで売られていた。少し早いような気もするが、そんなに痛むものではないし、土日は買い物客で混むだろうから、今のうちに買っておくのもいいかもしれない。