2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2005年1月29日 アルプ展と矢代幸雄資料展

愛媛の友人と、神奈川県立近代美術館葉山館のアルプ展・矢代幸雄資料展に行く。アルプ展は、次のように会場構成されている。展示は必ずしも年代順ではないが、仕事の原理の発展には、大体沿っているようである。 1.人物像の描写について 2.幾何学的観点…

隠れて、生きよ2

昨日の日記の「隠れて、生きよ」に触れた高橋悠治の文章が気になったので、夕方帰ってから本棚を探すと、彼の本が何冊か出てきた。 目次をパラパラめくると、これは『ロベルト・シューマン』に収録された「シカがつらなりゆくように」の章の中の一節のタイト…

隠れて、生きよ

昨日の愛媛の友人の生き方を見て、何となく「隠れて、生きよ」という言葉を思い浮かべている。もちろんこの言葉は、エピクロスの「断片」に出てくるのだが、最初に知ったのは、確か高橋悠治の本を通じてだったと思う。 「音楽のおしえ」か「言葉をもって音を…

愛媛の友人と「めぞん一刻」

愛媛の友人と会うため、昼過ぎから外出。一昨年の暮の、名古屋の展覧会の時以来だから、一年振りくらいか。 高知県に近い山中の町に暮らしているのに、その情報の的確さ、鋭さには頭が下がる。数日前の日記で書いた「六月の風」誌を講読しており、あの記事も…

コーネルの箱

風邪をひいてしまったし、花粉症がひどくなるのもいやなので、予定していた会合を欠席して、家でぶらぶら、ごろごろ。年末に買った"Joseph Cornell:Secrets in a box"を眺めて過す(Prestl社 Adventures in Art シリーズの1冊)。 "for the young and the yo…

ブルトンの競売に関する記事

一昨年の春に行われたアンドレ・ブルトンのコレクションの大競売についての記事が掲載された、「六月の風」のバックナンバー(no.178)を注文したら、すぐさま送られてきた。 A.ジュフロワのエッセイや、ジュフロワ夫人のレポートなども、大変興味深いもの…

南画廊のカタログ

私も時々、日記を書くことにした。(「時々」などというのはもちろん、三日坊主+気まぐれなので、継続するかわからないから。) 気が向いたら、何かコメントしてください。 今日は、かなり年上の知人から、昔の南画廊のカタログを7冊贈っていただいた。あ…