2005-01-01から1年間の記事一覧
朝、カレーパン、蒸しパン。トマト。カット野菜に即席ドレッシング(りんご酢とヴァージンオリーヴ油・胡椒・塩を混ぜたもの。ただ、塩はブルターニュの天然塩と、こだわる)。コーヒー2杯。 昼、昨日のすき焼きの残り。食後に日本茶。 夜、スーパーで買っ…
午後、神保町の某T書店に行く。先に常連さんが一人。今日の話題は主に箱根駅伝、おせちセットの不味さ、食品添加物。さらに、カニや刺身の食べ方から、蒲鉾はどこが美味いかまでに及ぶ。戦前の仏文関係の本があったので購入。 年末の挨拶を交わして2階へ。…
午後から、銀座M画廊のMさんと、来年の企画について打ち合わせ。 その後、マイミクの方の日記に出てきた「クレムリ」を捜すも、場所がわからず。(普段のダウンジャケットではなく、先日ユニクロで買ったジャケットを着用していったのだが、残念だった。三…
午前、幸徳秋水『二十世紀之怪物帝国主義』 午後、幸徳秋水『社会主義神髄』 夜、『平民新聞論説集』、中江兆民『三酔人経綸問答』(まだ途中) 『社会主義神髄』が1903年の刊行とは、知らなかった。
このところの資料作りもやっと一段落したので、使った文献を少しずつ仕舞い始めているのだが、ある全集の中の1巻だけ、月報が行方不明になったまま、出てこない。 片付けを進めれば、どこからかひょっこり出てくるかもしれないと思っていたのだが、今日まで…
昨日(17日)、旅する眼差し展の最終日に「最後の見納めを・・・」と思い、昼前に日吉に到着したが、キャンパス入り口に掲げられていた看板は、すでに撤去され、来往舎の前の案内も出ていない。 少し様子が変だなあと思いつつ、会場まで行くと、ガラス越しに、…
午後から慶應義塾大学日吉校舎の「瀧口修造1958 旅する眼差し」展に行くことにし、いよいよ後は戸締りをするだけ、という段階になって、電話が鳴った。 実は今日は、朝からセールスの電話が2件架ってきて、いらいらしていたので、そのまま電話に出ずに出掛…
このところ、いろいろ忙しくており、片付けないといけないことが溜まってしまったので、午前中は、あれこれ書類をひっくり返して準備し、午後からその処理のために出掛ける。 まず横浜で一件済ませ、さらに日比谷まで出て、手続きをする。一応手続きも無事終…
午前中、電話があり、昨日の電話は、富山の瀧口修造ファンからだと判明した。日吉の展示に行くから会いたいという趣旨。 もちろん、大歓迎。午後から慶応大学の日吉校舎まで出かけて合流し、一緒に展示を見てきた。 展示の詳細は、瀧口修造コミュにアップし…
2日(金) 東博の北斎展に行く。2回目。 到着した2時半頃には、すでに「30分待ち」だった。 中もかなり混んでいたが、春に見た横浜美術館のルーブル展よりは人が制限されていて、何とか見られる。 それに作品を見ているだけで、十分満足でき、混んでい…
先日の日記にバー「ガストロ」の話を書いたが、マスターのもっとも親しい美術評論家は、実は東野芳明氏だった。東野氏のことがよく話題に上ったし、ドアを開けて入った右側の壁には、確か東野氏が撮影した水中写真が飾ってあったと思う。東野氏は、スキュー…
午後から東京まで出た。木場の都現代美術館「東京府美術館の時代1926−1970」「イサム・ノグチ展」の後、上野にまわって「北斎展」を見る。 「東京府美術館の時代」は、かなり面白かった。1945年までは、洋画がいくら頑張ったところで、日本画にはかなわなか…
銀座コリドー街にあったバー「ガストロ」のことは、色々な人が語っているが、たまたま昨日、ふとしたきっかけで当時のことを振り返る機会があったので、書いておくことにしたい。 本当に奇蹟のようなスペースだった。カウンターに5〜6席。他に二人用のテー…
朝方の雨も上がり、昼前には晴れてきた。空気がひんやりして気持ちがいい。午後から外出。銀座の資生堂ギャラリーでアール・ブリュット展を見る。 何年か前に世田谷美術館で開催されたパラレル・ビジョン展を見逃しているので、クレパン、ルサージュ、ダーガ…
いろいろな郵便物が届いた。 ①先日個展を拝見した画家からのお礼状。これは自らの作品を葉書にした、文字通りの絵はがきだ。紙の材質が素晴らしく、そこに別の印刷物がコラージュされている。 ②知り合いの若い詩人の、最近の作品の掲載誌コピー。英訳されて…
空は天使のように美しい。 青空と波とが一体となる。 僕は出かける。もし光が僕を傷つけたら 僕は苔の上で死のう。 (A.ランボー「五月の旗」より) Le ciel est joli comme un ange. L'azur et l'onde communient. Je sors. Si un rayon me blesse Je succo…
体調も戻ったようなので、久しぶりに外出した。 まず神奈川近美葉山館の「シュヴァンクマイエル」展。 もっと早く行っておくのだった。 美術館に到着すると、チケット売場の前に人の姿が見えるし、コインロッカーを使おうとしたら、何とすべてふさがっていた…
またしても熱っぽくて、行きたい展覧会にも行けない。 終日、家でブラブラ。 イタリアに留学している友人が、「瀧口修造 夢の漂流物」展の図録の感想をメールしてくれた。 彼に図録を送ったら、ムナーリの絵本をお礼に頂いたことは、以前、日記に書いたこと…
マイミクのぱらんさんが、パリのクリスティーズで先週開催された、オークションのカタログを送ってくれた。全部で3分冊の、豪華なハードカヴァーのカタログだ。 フィリパキは、出版で財を成した、シュルレアリスム関係の大コレクターで、その美術品のコレク…
少し熱っぽかったが、風邪が思っていたほど悪くはならなかったので、雨の上がった午後から外出。まず、関内Y堂書店で今日から始まった「横浜古書まつり」へ。 戦前・戦中のある分野の資料が、まだ残っていたので、購入する。出遅れてしまい、売れたかと思っ…
不思議なことがあるものだ。 管理人を務めているアンドレ・ブルトンのコミュで、ブルトン研究者であるジョルジュ・セバーグの話題で盛り上がったと思ったら(といっても約二名の間でだが)、当のセバーグ氏が来日して、来週、講演会が開催されるそうだ。 し…
昼に元マイミクの(mixiを退会した)人と待ち合わせて、神田の東京古書会館地下ホールで開催された「アンダーグラウンド・ブックカフェ」を覗く。だが、あまり買うものが見当たらない。やはり掘出物は朝一番で売れてしまうようだ。 気をとり直して昼食にし、…
夕方買い物に出たついでに、本屋で立ち読みをする。文藝春秋の増刊で「私の人生を変えた一冊の本」とかいう増刊が出ていた。目次にざっと目を通したが、パスだった。 私自身のことを振り返ると、そういう本は『瀧口修造の詩的実験1927〜1937』か、あるいは『…
三井記念美術館の開設記念特別展Ⅰ「美の伝統 三井家伝世の名宝」を観るため、日本橋まで出かける。標題のとおり歴史の厚味を感じさせる、充実した展示だった。 陶磁では、志野茶碗「銘卯花墻」、黒楽茶碗「銘俊寛」、黒楽茶碗「銘雨雲」、大名物「三好粉引」…
庭園美術館で「庭園植物記」展を見る。 チケットやポスターに東松照明の「ゴールデン・マッシュルーム」が使われているので、戦後の写真家の植物写真を集めた展覧会かと思っていたが、そうではなかった。 まず会場に入ると、高橋由一の植物図譜稿が目を引く…
昨日は早稲田から神保町へと、半日ほど古本屋めぐり。その後、夕方から、田町で開かれていた会に顔を出す。昔お世話になった方も何人か来ていて、久ぶりでご挨拶した。私のことを一応は覚えていて下さった。 「おうっ。久しぶり。今どうしてるんだ?」 「い…
午前中に家を出て、新宿は損保ジャパン東郷青児美術館の「プラート美術の至宝」展に行く。目下、改装中の、プラート市(フィレンツェの隣)美術館の所蔵品を中心とした展覧会で、フィリポ・リッピ、ウッチェロなどが来ているという。しかも10月1日は感謝デー…
今日は近所のスーパーの阪神タイガース優勝記念セールだったが、出遅れて、夕方になってしまった。 このあたりは大手スーパーの激戦地区で、ライバル同士の店が三つ競合している。ところが不思議なことに、このうち二つが、今日からこの優勝記念セールを開催…
24日、25日と続けて外出。 24日、まず神保町のT書店を覗く。以前、世田谷文学館で開催された「瀧口修造と武満徹」展の図録があった。余部が一冊も無くなっていたので買う。きちんとパラフィンが巻かれている。前の持主から大切にされていたことがわか…
23日、午後から横浜美術館へ行き、元マイミクの方と「リ・ウファン 余白の芸術」展を見る。美術館の前にも鉄板と岩による立体が置かれている。館内に入ると、今日は作家によるレクチャーの日だったが、すでに満員の盛況。聴講は諦めて、展示を見る。 人影…