2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

結果は抽籤で(その2)

5月23日(金)。夕方から神保町へ。古書会館地下の市で3冊買った後、すずらん通りに移転した古書店Bの1階を覗く。続いて新刊書店T堂に入る。1階の新刊書をざっと見た後、3階に上がって「地方小出版コーナー」を確認、早速、買わなくてはいけない本…

Variations in Serenity

今回の展覧会、まずタイトルが「岡鹿之助展」のみで、サブタイトルなしというのが、潔くて良い。もっとも英文では“Variations in Serenity”となっているのだが。「静謐な変奏」か。これなら展示に相応しいかもしれない。 実は、生れて初めて展覧会に行き、感…

申し込みはしたものの・・・

5月19日(月)。朝、旧知の画商Mさんから電話があり、「久しぶりに飲みませんか?」とのお誘い。2月に会って以来だ。夕方、京橋近くの喫茶店で落ち合う。ある調べ物の依頼だった。持ち帰って家で調べることにする。 その後、銀座に回り、ビールで喉を潤…

悪いことは続くもの

5月18日(日)、親戚に慶事があるからと上京してきた、愛媛県宇和島の旧友と、横浜で会った。初めて出逢ったのは今から20年以上前、瀧口修造に関係したある会合の席だった。すぐに意気投合し、上京の際には必ず会うようになった。こちらが宇和島に訪ねた…

古本屋&研究会

5月16日(金)、午後から市立図書館まで行き、調べ物。帰りに伊勢佐木町に回り、古本屋さんを何軒か覗く。以前は素通りしていたブック○○にも寄る。別冊「太陽」を1冊買う。 そのまま足を延ばして馬車道の県立歴史博物館前のS堂へ。2年ほど前に前の伊勢…

本を買うなら

5月15日(木)。悪い夢にうなされたらしく、明け方に目が覚めてしまった。睡眠不足で最悪の体調だが、午後から外出。まず横浜駅ビルの某書店に行く。今日から始まる(駅ビル全体の)バーゲンで、新刊書まで1割引なのだ。最近刊行されたハードカバー3冊…

夢がしゃがんでいる

5月13日(火)。知り合いと美術館巡りをする約束をしており、季節はずれの台風が心配だったが、朝起きてしばらくすると、どうやら雨が上がった。予定通り出掛けることにする。 平塚駅前で待ち合わせ、市美術館へ。ロビーに三沢厚彦の「ユニコーン」が展示…

5月9日(金)、午後から浜松町の横田茂ギャラリーに行き、クリスチャン「道」展を観る。石膏・ブロンズの立体(独楽を想わせる形)が2点、ドローイングが3点(これはとても「強い」作品だ)。2階のスペースでは、小さなインスタレーションが置かれてい…

関西放浪記(その5)

地下鉄を乗り継ぎ、南森町まで行く。お目当ては天神橋筋商店街。古本屋さんが集まっているのだ。地上に出てからの方向が判らず、少し迷ったが、交差点から一筋目だった。アーケードがあり、それだけで懐かしさを覚えてしまう。車が進入して来ないので、安心…

関西放浪記(その4)

5月7日(水)、朝9時半過ぎにホテルを出る。地下鉄で東山まで行き、歩いて細見美術館へ。10時の開館と同時に入り、開館10周年記念特別展「江戸絵画の夢と光り―若冲・北斎とともに―」を観る。(右図はそのチラシ) 江戸初期の「豊公吉野花見図屏風」、…

関西放浪記(その3)

来た道を逆にたどり、石山駅からJRで京都駅に戻る。着いたのが3時15分頃。やはり下界は暑い。バスで京都国立博物館まで行き、「絵画の冒険者 暁斎 ― 近代へ架ける橋」を観る(連休最終日の夕方なのに、入館まで15分待ちだった)。 歌川国芳のもとで浮…

関西放浪記(その2)

5月6日(火)。京都に戻るので、朝、近鉄奈良駅へ。昨年の関西旅行の後、知り合いが「京都行きの直行が無いときは、西大寺で乗り換えると早い」と教えてくれたので、そのつもりで時刻表を見ると、10分ほど後に直行の急行がある。迷わずこれに乗る(駅の…

関西放浪記(その1)

5月5日(月)、朝、新横浜発の「こだま」に乗り、昼過ぎに京都着。そのまま近鉄で「学園前」まで行く。(新幹線ではうるさく感じた車内の話し声も、関西弁なら苦にならないから不思議。)駅ビルを出ると、周囲の丘がなだらかで美しい。また空気も柔らかく…

ジョビンとジョアン

5月4日(日)、パソコンに向かって資料作りをしながら、FM放送の特集「今日は一日、ボサノバ三昧」を聴いている。美術館・画廊や古本屋さん巡りもいろいろ刺激を受けるが、たまにはこういうのんびりとした日も、よいものだ。時間がゆったりと過ぎて行く…

ピンチヒッター

5月1日(木)、訪れたのは馴染みの古本屋のはずなのだが、いつもと店の様子がまったく違っている。映画かテレビドラマで見た芸者置屋のような雰囲気で、玄関の右側には、幅の狭い木の階段があり、二階の廊下に通じているらしい。左側には四畳半くらいの和…