2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

タイム・クレヴァス

11月23日(日)、竹橋の近代美術館で開催された美術評論家連盟主催のシンポジウム(パネル・ディスカッション)「批評を批評する」を聴講。パネリストは針生一郎、柄谷行人、岡崎乾二郎の3人。司会は松濤美術館の光田由里学芸員。チラシに用いられた瀧…

セザンヌ主義など

11月14日(金)、横浜美術館の「セザンヌ主義―父と呼ばれる画家への礼賛」展のオープニング・レセプションに、知り合いのMさんとともに出席。「セザンヌ主義」というタイトルは、少し踏み込みすぎだと思うが、セザンヌが多くの画家から敬愛された事情を…

茶飲み友達

11月13日(木)、午前中に外出。まず白金の畠山記念館で「数奇者 益田鈍翁 心づくしの茶人」展を見る。今年はこの大財界人(三井物産や日本経済新聞社の創立者)にして大茶人であった鈍翁の生誕160年、かつ没後70年にあたるそうで、これを記念する展覧会。 …

横浜の動物たち

11月12日(水)、午後から外出。まず横浜駅近くの百貨店内の美術館で開催されている三沢厚彦「ANIMALS '08 in YOKOHAMA」を見る。鑿彫りによる動物の木彫で、油絵具で彩色されている。白くま、犬、猫、ライオン、豹、キリン、猿、コウモリ、ウサギなどな…

上野・神保町・淡路町

11月8日(土)、昼前に出掛け、上野の東京都美術館で開催されているフェルメール展の関連シンポジウムを聴講する。出席者(パネリスト)はフェルメールが専門の学芸員一人と大学教授二人、司会(自らの発表もあった)はドイツ美術が専門の名誉教授、この合…

平塚の一日

11月3日(月)、昼前に出掛けて速水御舟展が開催されている平塚へ。ちょうど昼頃に平塚に到着したので、まずはインターネットで目星をつけていた鰻屋で腹ごしらえ。 時間つなぎと思い、ビールと肝焼きを注文する。(ビールは大嫌いな「何とかドライ」とい…

古本日和・工芸日和

10月31日(金)、夕方から神保町に出掛け、「神田古本祭り」を楽しむ。古書会館の即売会場もいつもよりはるかに人手が多い。某書店の棚で見つけた新刊雑誌には、渋谷にあった「アートスペース美蕾樹」の20年以上に及ぶ活動暦が掲載されていたので、早…

瀧口日和

10月30日(木)、米国から一時帰国された空閑俊憲さんと、そのお友達の民子さんと、三人で昼食(前の晩に電話があり、急遽お目にかかることになったもの)。空閑さんは晩年の瀧口修造の書斎に頻繁に通っていたアーティストで、岡崎和郎作品集の編集・制…