2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

猥褻、何が悪い!

これは確か大島渚の言葉だったはずだ。この言葉について瀧口修造が、「聞きましたか? 素晴らしい言葉ですね」と賞賛していたという話を、どこかで読んだ記憶がある。 造形芸術に関して信頼できる眼をもった知り合いが、西洋美術館の「ロダンとカリエール」…

大手町・日比谷・浜松町

昨晩から飲み始めた葛根湯がテキメンに効き、今朝は、少し頭痛がするものの、熱は下がったので、同好の士に声をかけて、三の丸尚蔵館の若冲「動植綵絵」(第二期)を観る。今日が最終日だったのだ。 ちょうど応挙の「双鶴図」も展示されており、若冲と比べて…

表参道・原宿・渋谷

風邪もまだ十分治っていなかったのだが、タダでジャズを楽しめるというので、昨日は午後から外出した。 同好の士と表参道のNADIFFで待ち合わせ(しばらくご無沙汰しているうちにスタッフも店内の様子も少し変わったようだ)、ヒルズをブラブラした後、まず太…

新宿・京橋・日本橋

高校の美術教師をやっている旧友(マイミクでもある)が久しぶりに上京するというので、一緒に昼食を食べることにして、新宿Iデパートのオーガニック・レストランで待ち合わせる。 話しているだけで、こちらの気持ちが穏やかになるという得がたい個性の持ち…

三鷹・吉祥寺・初台

三鷹市美術ギャラリー「詩人の眼―大岡信コレクション」を観る。南画廊の作家たちを中心に、展示はかなり盛り沢山だった。個人コレクションだから主に小品なのは、当然だが・・・。 本当に交流の広い方なのだと再認識させられた。 吉祥寺で下車して、知り合いが…

G.W. at AOYAMA

連休最後の日、青山の根津美術館で、光琳の「燕子花図」、応挙の「藤花図」を見る。 「燕子花図」は、修復後見るのは確か初めてだが、思っていたより花の色が明るく青い。もっと暗く、紫がかっていたはずなのだが・・・。同行の日本画家氏も同じ感想だった。近…