ベルリンの至宝とラ・トゥール展

午後から上野まで行き、ベルリンの至宝展とラ・トゥール展を観る。どちらも会期終了が近いためか、平日の午後にしては、なかなか混んでいた。

ベルリンの至宝では、エジプト美術が充実していた(展示が年代順でないのが不満だったが)。もちろん、ラファエロの聖母子像や3点のフリードリッヒが、悪いわけがない。
いやむしろ、観ることができたのは大変ありがたかった。

ラ・トゥール展は最初の「キリストと12使徒からして、想像力を掻き立てる。最後の「ダイヤのエースを持ったいかさま師」まで、模作も含めて30点あまりだが、これまた充実していた。特に「荒野の洗礼者ヨハネ」には感動した。

その後、京橋と銀座に回り、画廊を2軒覗いた後、Mギャラリーで一休み(近々、場所を移転するそうだ)。その後「紙百科」の「写真評論家・飯沢耕太郎の個展」に寄ってから帰宅した。今日は歩きどおし、立ちどおしだったので少し疲れた。

そうそう、マイミクだったanneさんがmixiを退会してしまった。電話すると、「写真集の制作に集中したいし…」とのこと。もちろん顔を合せる機会はあるのだが、少し寂しい気もする。