静御膳にジャズライヴ

今日はNHK505スタジオの、「セッション505」の公開収録に行ってきた。

時間が十分あったから、NHKまで行く途中で美味しいコーヒーを飲もうと、マイミクのanneさんに教えてもらったカフェ・アプレミディを探してみたが、場所がわからず、そのあたりのスタバもドトールも、日曜の午後だけあって満員。結局、NHK地下の食堂のコーヒーで我慢する羽目に…。

食事をするわけではなかったが、興味があったのでメニューをつらつら見ていると、「ファイト御膳」「義経御膳」さらには「静御膳」なんてのもあって、笑えた。結構、人気があるらしい。

さて、辛島文雄トリオの演奏は、いつもどおり完璧で、非の打ち所が無かった。楽器としてのピアノの能力を最大限に引き出すことにかけては辛島文雄の右に出る者は居ないし、ベースの井上陽介もドラムスの奥平真吾も、今もっとも脂の乗ったプレイヤーだろう。

最初に静かなオリジナル曲を2曲演奏した時は、聴衆のノリが今一だったが、後半、チック・コリアハービー・ハンコックの曲を演奏した頃は、最高の盛り上がりだった。

ライヴだとCDやFMと違って、まず音からして鮮やかだし、メンバーの表情や視線で、お互いの意思疎通ぶりまでが手にとるようにわかって、いいものですね。充実した土日でした。