たなかかたかなか

昼前から図書館に行く。昼食はおにぎりですませることにして、途中のコンビニに寄る。
以前のように三個買うのだったら、あまり迷わないのだが、この夏はダイエット中なので、二つで我慢だ。何を選ぶか、若干、慎重になる。

といっても一つは定番の塩鮭で決まりだ。もう一つを何にするか、これがなかなか難しい。特に最近は「シーチキンからしマヨネーズ」だの「たらこ昆布」だの、新しい具があるので、目移りしてしまう。

今日も棚を見ていると、「たなか醤油」というのが目に入る。
「えっ、たなか醤油ってどんな醤油だろう? ことによると有名なブランドで、こちらが知らないだけかも」
などと思ったが、よく見ると「たかな醤油」だった。

「高菜」と漢字にすれば、こんな誤読はしないのに、わざわざ平仮名にして紛らわしいと思った。が、こういう感想を持たせるのも、新しいマーケティングの手法なのかもしれない。ついついつられて、その「たなか醤油」、もとい「たかな醤油」を買ってしまった。

さて、図書館に到着し、早速、中庭のベンチで食べてみたのだが、この「たかな醤油」のおにぎり、高菜というより、炒めた大根の葉のような味がして、今一だった。
やはりオーソドックスに、昆布くらいにしておけばよかったと思った。