横浜・下北沢・吉祥寺

4月5日(木)。晴れ。ここ数日、冬に逆戻りしたように寒い日が続いている。昨日は東京では雪が降ったそうだ。横浜でも冷たい雨が降った。今日も北風が冷たかった。

今日は朝8時過ぎに電話が架かってきた。何事かと思い、電話口に出ると、公明党への投票依頼の電話だった。「唯一クリーンな党」などと馬鹿げたことを言うので、「自民党と結託して松岡農水大臣をかばうのがクリーンなのか?目黒区の政務調査費はどうした?」と突っ込むと、可哀想に「エー、アー」としか言えなくなってしまった。どうせ某新興宗教の信者なのだろうが、洗脳されると何でも言われたことを信じ込んで、ただ繰り返すようになるのかもしれない。オウムと同じだ。そういえば別のオウムもこの新興宗教をモデルにしていたらしい。こんな電話の応対をしなければならず、朝から不愉快な気持ちになってしまった。

今日はいろいろ予定があったので、午前中に家を出る。まず横浜駅近くの某百貨店で、ある方への贈り物を注文する。品物を決めるのに予想外に時間がかかり、すでに昼になってしまった。某有名鰻屋の名前も目に入ったが、誘惑を振り切って、地下街のセルフサービスのイタリアンで昼食。その後、千歳烏山まで移動し、ある用件を済ませる。その後一旦、下北沢に戻り、某所を訪れて打ち合わせをする。

それから吉祥寺まで行き、知り合いが今週一杯まで勤務しているはずの、あるショップ&ギャラリーを訪れる。記念の本をお渡ししようと思っていたのだが、何と木曜日は定休日で、フロアの中のその一角だけはひっそりしていた。仕方がないので日を改めることにし(といっても、あと2日しか残っていないのだが)、近くにある知的な夫妻が経営しているギャラリーを訪れ、知り合いの写真展を観る。展示されていた作品は、写真家本人だけでなく、ギャラリーのオーナー側の選択も入っていたので、展示された作品の幅が広くなって、面白かった。

エディションの枚数について、瀧口修造についてなど、写真家さん・オーナー夫人と3人でとりとめなく話しているうち、閉店時間を過ぎてしまった。写真家さんと近くの蕎麦屋に行き夕食。蒲鉾、漬物、穴子の蒲焼などを酒肴にビールを飲み、最後は盛り蕎麦で〆る。蕎麦湯も蕎麦茶もなかなか美味かった。北風に震えながら、帰宅。