発表とお花見

4月1日(日)、晴れ。お花見日和の暖かい一日。静岡では30度を超えたそうだ。一昨日あたりから花粉がきつく、目が痒くてたまらない。今年は花粉症が始まったのが1月末だったから、もうそろそろお終いのはずなのだが・・・
3月24日(土)、駒場の某所で戦前の文芸誌を調べているうち、閉館時間となってしまった。某美術館のオープニングに行くつもりだったが、断念。神保町に回り、某書店で昨年刊行された新しいランボー全集を入手する。幾つか気になっている詩篇の注を見てみたが、行き届いている、というよりその詳細は恐ろしいほどだ。1218頁は伊達ではない。
3月27日(火)、所用で千歳烏山に行く。また鰻を食べてしまった。こんなにカロリーの高いものを食べて、メタボリック・シンドロームは大丈夫だろうか。帰り道、また神保町に出て、某書店に寄る。ちょうど常連さんの知り合いも来店された。店主も含め3人でしばらく話しこむ。
3月31日(土)、早稲田近くの某所で『瀧口修造の詩的実験』について発表する。持ち時間が1時間だったため、かなり論点を絞ったつもりだったが、駆け足になってしまった。でもまあ概ね好評だったように思う。鋭い意見もいただき、啓発された。2次会にも20人ほどが来てくれた。9時半頃までビールを飲む。何とか終わったので、ホッとした。
今日はわざわざ京都から発表を聴きに来てくれた友人を、本牧の桜並木へお花見にご案内し、その後、横浜美術館の企画展示「小島烏水版画コレクション」を観る。さらに関連企画の「市民コレクターのための美術品ケア」を覗き、保存修復家のグループの方のトークを聞く。保存の注意点、修復のやり方などのお話が興味深かった。聴衆が我々2人だけだったのをよいことに、細かく具体的なことをいろいろ質問してしまった。
美術館のレストランで遅い昼食。鯛のポワレが美味だった。(デトックスハーブティーも効果がテキメンだ。)京都に帰る友人とランドマーク・タワーで別れ、帰宅。すると留守番電話の着信ボタンが点滅している。再生ボタンを押しても何もメッセージが入っていない。だれから何の用事だろう?