千歳烏山・桜木町

4月12日(木)。晴れ。久しぶりに春らしく暖かい一日だった。
最近、小学校・中学校の同級生がこのblogを見つけてくれ、何人かからコメントやメッセージをいただいた。ありがたいことだ。高校入学の時に引っ越したので、お付き合いが切れて、すっかりご無沙汰していたのだが、忘れられていないと判り、うれしかった。
このところ、ある用件で千歳烏山まで行く機会が増えているのだが、今日も朝から出かけた。午前中、某所で打ち合わせをした後、駅前の和風ファミレスで昼食にする。この用件は、いよいよ明日・明後日あたりが山場だ。さて吉と出るか凶と出るか・・・。
午後、買い物をするため、東横線でみなとみらいに戻る。途中駅のホームの反対側に、「どんど晴れ」だったか、NHKの朝の連ドラの主演女優の写真がデカデカと描かれている車両を見かけた。一瞬、眼を疑ったが、何度見直しても朝の連ドラの広告そのものだったので、呆然・唖然としてしまった。NHKが他の媒体に広告を打つなんて、そんなことがありえるのだろうか。視聴率が低いから何とかしようということかもしれないが、そんなお金があるのだったら、視聴料の引き下げに充てるべきだろう。
駅を出ると、いかにもツーリストらしい金髪の若い女性が地図を広げて、どこかを一生懸命捜している様子だった。声を掛けて助けてあげようかと思ったが、先日の英国美人語学教師殺害事件のことが頭をよぎり、つい躊躇してしまった。早く犯人がつかまって欲しいものだ。
通路を歩いていくと「歩き煙草はやめましょう」というゼッケンを付け、幟旗を持った老人がビラ配りをしていた。その様子を見て、ふと幼い頃に駅で見かけたおじいさんのことを想い出してしまった。冬だというのに、上半身は丸首シャツ(今でいうところのTシャツ)一枚で、その上に「全身顔にせよ!」というタスキをかけていたのだ。その筋では有名な人だったらしく、注目されることにも慣れている様子だった。視線が合う人には必ず「ありがとうございます」と声を掛けていたし、駅の改札も顔パスらしかった。あれはもう40年も前のことだったか・・・。確か山手線にチョコレート色の車両が走っている頃で、アコーディオンを演奏して物乞いする、白い服の傷痍軍人さんに乗り合わせることもあったと思う。この後、某所で打ち合わせて、桜木町からJRで帰宅。
ここ数日は花粉の刺激をあまり感じなかったので、今日はマスクなしで出かけたが、やはりまだ飛んでいるらしい。今頃になって、風邪のような症状が出てきた。困ったものだ。