2005年1月29日 アルプ展と矢代幸雄資料展

愛媛の友人と、神奈川県立近代美術館葉山館のアルプ展・矢代幸雄資料展に行く。アルプ展は、次のように会場構成されている。展示は必ずしも年代順ではないが、仕事の原理の発展には、大体沿っているようである。

1.人物像の描写について
2.幾何学的観点と左右対称の見方
3.おとぎ話の世界
4.芸術形式としての書く行為
5.アルプのオブジェ言語
6.メタモルフォーゼという考えの重要性について
7.配置と構成:並べ方の原理
8.造形原理としての偶然

昨年春のベン・ニコルソン展といい、このアルプ展といい、なかなか充実している。ありがたいことだ。

矢代幸雄資料展も、それほど点数は多くないが、この先達を偲ぶうえで好企画。

帰宅すると、瀧口修造コミュの管理人を引き継ぐよう、要請されていた。隠れて生きることについて、思いを巡らしていたところなので、少し躊躇したが、結局、お引き受けすることにした。
maco/:hazueさん、ご苦労さまでした。今後ともよろしく。