忘年会など

12月9日(土)、昼前から小雨。寒かったが午後から外出。まず三田の「ノートする四人」展を再訪、瀧口修造の書き込みをもう一度確認する。会場に顔見知りのスタッフが居たら、『星と砂と 日録抄』の八つ折りの形態の件を訊いてみようと思っていたが、学生アルバイトしか居なかったので、止めておいた。

その後、丸の内に廻り、OAZO内の蕎麦屋で、高校のクラスメートと忘年会。四人で年二回(忘年会と暑気払いに)横浜駅近くの蕎麦屋に集まっていることは、この日記にも何度か書いたが、今回は場所を変えてみた。参加者も一人増え、五人となった。

私の「雪舟への旅」のことも話したが、やはり今回から参加することとなった某総合商社マンの、海外出張についての話が中心となった。就職してから彼に会うのは確か初めてのはずだ。精密化学品のエキスパートとして、中国、東南アジア、中東などを中心に、世界を股にかけて旅して回っており、各地の食材・食文化について話題も実に豊富だ。現地の人に最高のもてなしとしてシマヘビの肝をつけた酒とか、子羊の脳ミソとかを供されると、断れないのでやはりチャレンジするのだそうだ。

そういう生活をもう30年近くも続けているためか、彼のお腹は見事に丸くなっている。「メタボリック・シンドローム」の基準値を軽く超えており、いつも健康診断で注意されるそうだ。そこから話は健康管理などへと移っていった。

焼き味噌、蕎麦豆腐、銀杏、自家製薩摩揚げ、玉子焼き、鮪の串焼き、蕪の一夜漬けなどを酒肴に、3時間近く飲み、最後は二八蕎麦と十割蕎麦の組み合わせで〆て、8時前に店を出た。話し足りないくらいで早めに切り上げるのが、長続きするコツか。