とりあえず信州

とりあえず信州名所巡りに行ってきました。

ざっと、こんな旅程でした。
箱根〜芦ノ湖〜御殿場〜山中湖〜河口湖〜大月〜長坂〜清春芸術村・清春白樺美術館〜茅野〜蓼科〜白樺湖〜車山〜霧が峰〜三峰山〜美ヶ原〜松本〜松本城松本市美術館白骨温泉上高地大正池河童橋)〜松本〜穂高碌山美術館安曇野スケッチ街道〜安曇野ちひろ美術館信濃大町木崎湖〜青木湖〜白馬〜糸魚川直江津〜長野〜小布施(北斎館・高井鴻山記念館)〜長野〜東京〜横浜

全体に天気が悪く、霧が峰・美ヶ原はまさに霧の中、藪の中。上高地を訪れたのが、ちょうど雨の合い間の晴れのタイミングで、北アルプスを間近に拝めたのが救いでした。ただ、某有名ホテルの、真っ赤な屋根の色には幻滅させられました(周辺の環境から完全に浮いています)。最近わざわざ塗り直したそうですが、小さなペンションではないのだし、いかがなものでしょうか。地元の観光協会などがよく許しているものです。
白骨温泉は信州を代表する名湯で、登山客はもちろん、若山牧水をはじめ多くの文学者も訪れたところ。岩崎ちひろも訪れていたようで、美術館に展示してあるパネルに写真が掲載されていました。とてもいい温泉でした。
美術館では碌山美術館北斎館・鴻山記念館がよかった(ちひろ美術館も心に残りました)。芸術家の仕事や、文化財の継承について、いろいろ感慨を催しました。
小布施は、江戸時代からの建物が残っており、心が落ち着く街並みでした。鴻山記念館の庭には北斎が滞在したアトリエも現存しており、六畳一間と意外に狭いのが驚きでした。
あと、余談になりますが、どこに行っても中国人のツアー客が大勢来ていました。(シーズン・オフの観光地は、どこも中国人ツアーで成り立っているのかもしれません。)日本の自然や文化に関心を持っていただくのは大変ありがたいことですが、四川大地震のことを考えると、複雑な思いも抱かざるを得ませんでした。


清春白樺美術館・・・http://www.kiyoharu-art.com/
松本市美術館・・・http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/p7/p7-index.html
碌山美術館・・・http://www.rokuzan.jp/
安曇野ちひろ美術館・・・http://www.chihiro.jp/azumino/
北斎館・・・http://www.hokusai-kan.com/
高井鴻山記念館・・・http://www.e-obuse.com/shop/takaik/index.html