旅する眼差し展 その2

午後から慶應義塾大学日吉校舎の「瀧口修造1958 旅する眼差し」展に行くことにし、いよいよ後は戸締りをするだけ、という段階になって、電話が鳴った。

実は今日は、朝からセールスの電話が2件架ってきて、いらいらしていたので、そのまま電話に出ずに出掛けようか迷ったが、一応受話器を採り上げて
「うちは間に合ってますっ!!」
と、怒鳴ろうとしたら、向こう側からとてもチャーミングな声が聞こえてきた。

「もしもし。ミクシーのMです。いま日吉にいるの。もし時間があればご一緒に・・・」

マイミクのMさんが東京に出て来てRさんと落ち合い、わざわざ電話をくれたのだった。Rさんとは「夢の漂流物」展の時に、すでに会ったことがある。それに何と瀧口修造コミュの初代管理人Nさんも一緒だという。Nさんはmixiを退会したはずだと思っていたら、一旦退会した後、すぐに復活されたのだそうだ。

早速日吉に駆けつけ、展示会場で合流した。小一時間ほど展示を見た後(こういう流れなので、展示にあまり集中はできなかったのは仕方がない)、4人で近くの喫茶店に入り、ケーキ&珈琲。もともとの予定では、この後トリエンナーレを見てから、中華街で晩ご飯のはずだったのに、私とも話したいからと、トリエンナーレに廻るのは中止するという。何だか申し訳ない感じがした。

Nさんは今晩東京に泊まって、明日、名古屋方面に帰るそうだ。Mさんは23日まで東京に居るつもりだが、富山にも行ってみたいという。来週あたり、東京に出る時に連絡することにして別れた。